城東区の整体院【膝痛の原因】

2019/10/31 ブログ
膝痛の中学生

膝痛の原因(自転車事故で打撲のケース)

今回の膝痛の症例は中学生の男の子です。

自転車で転倒し、その後痛みが出だしたため、

病院を受診しましたがレントゲンで骨には異常が無く

様子をみていましたが、痛みが引かず

走ったり、階段の昇降が困難になっていました。

野球をしているのですが、飛び跳ねるように走っていました。

 

基本的な膝痛の考察はこちらポチッと

 

今回は何が問題だったのか診ていきましょう!

1.患部の膝に何が起こっていたのか

2.身体全体としての膝への影響は?

3.どうして病院でわからなかったのか?

4.まとめ

 

 

膝内側前方変位

1.患部の膝に何が起こっていたのか

骨には異常が無くアザなど内出血も無く、

軽い打撲の診断だったみたいです。

膝の内側の痛みだったのですが、

触ってみると膝関節を作っている

大腿骨(上側の骨)と脛骨(下側の骨)の

脛骨側の内側が軽く飛び出していて、

それに連れられて半月板も前方に出ていました。

 

おそらく膝をぶつけた衝撃が膝に残っていて

脛骨の内側が後方に動かない状態になってたんですね。

 

2.身体全体としての膝への影響は?

全体をとうして診てみると

左上半身の力の無さ

右の足部のアーチの弱さが有り、

左の上半身→右の下半身への力の流れが

上手く機能していない状態になってたんですね。

 

結果的に膝痛をフォロー出来ずにいるどころか

更に膝に負担をかける身体になっていたんですね。

 

左の上半身の影響は打った母指かと思いきや

肘の反応の方が非常に良く

どうやら昔に痛めていたらしく

痛みは無いのですが

肘からの伸筋群(肘を伸ばす側)が

機能しておらず、

そこから背中にかけての弱さがでていたんですね。

3.どうして病院でわからなかったのか?

そもそも病院の先生と

我々のような施術家は

診ている視点が違うんですね。

大雑把に言うと

病院→→形態

施術家→機能

を診ているんですね。

機能といっても膝の曲げ伸ばしみたいな

大きな動きではなく、

もっと小さな動きです。(膝だと小さな回旋運動など)

もちろん診ているお医者さんもおられますし、

施術家も形態はみます。

 

なので脛骨の内側の変位のようなものに

病名が無いし、付けれないんですね。


 

4.まとめ

診てる視点が少し違う!

今回は病院を受診後の施術でしたが

逆に、僕も患者さんが骨に異常が有る場合や

我々が診る範疇では無いものは、

病院をきちんと受診してもらいます。

僕らにしか出来ない事もあるし

病院の先生にしか出来ない事も有りますからね。

そこの判断を間違ってはいけません。

 

皆さんもきちんと身体を診てもらって下さいね!

お困りの際は

城東区の整体院~骨休め~までご連絡を!ば~い